シンプルなファッションの日でも、ハイセンスなバッグを持てば、ひとたびおしゃれレベルがグッとアップするもの。
今回ご紹介するのは、大学生が手掛けるサステナブルブランド「sAto(サト)」のバッグです。
ひと目見ただけで、そのユニークなデザインの虜になること間違いなし。お出かけがますます楽しい時間になりそうなバッグを、早速チェックしていきましょう!
現役大学生が手がける「sAto」って、どんなブランド?
「sAto」は、3人の現役大学生が立ち上げたブランド。そのうちの2人は身近に京都の伝統工芸職人がいる環境で、1人は神奈川・藤野の自然に囲まれて育ったそうです。
幼い頃から、長い歴史をもつ金箔の製造過程や、販売する様子を間近で見てきたという彼女たち。伝統工芸のわき役で認知されていないことも多い「材料」の美しさや新しい可能性を、自分たちの同世代にもっと伝えたいという想いが湧いてきたことが、ブランドを立ち上げたきっかけだったそうです。
自分たちにとって身近な“ファッション”に落とし込み、日本だけでなく世界中の同世代に魅力を広めたいとブランドをローンチ。
名前の「sAto」は、自分たちが大好きなふるさとの文化や自然の美しさを伝え、そして後世に繋げることに貢献したいという想いから、ふるさとの“さと”から取ったそうですよ。
ふるさとを愛する気持ちを行動に移して貢献している姿は、とってもカッコイイですよね!
ユニークなデザインのこのバッグ、なにでできてると思う?
「sAto」のバッグは、1度見たら忘れられない、その個性的なデザインが特徴。このバッグ、実は“金糸”と、役目を終えた“ヨットの帆”を組み合わせてできているんです!
ヨットの帆を使おうと思ったのは、海での役割を終えたヨットの帆があることを知ったからなのだとか。金糸を使って、それらを再生できたらまさに“金継ぎ”ができるという着想から、2つの素材を使ったアイテム作りがスタートしたといいます。
「sAto」で使うヨットの帆は、大学のヨット部などから海での役割を終えた帆を提供してもらっているそう。
さらに障がいをかかえたクリエイターさんとオリジナルタグを製作したり、売り上げの1%を日本国内の漆の植樹活動に寄付したりと、社会貢献にも取り組む素敵なブランドなんです。
どれにしよう~持つだけで、ひとたび一目置かれるおしゃれさんに
ここからは、「sAto」のアイテムをいくつかピックアップしてご紹介。特徴的でハイセンスなデザインだから、持つだけで一目置かれるおしゃれさんになれちゃいますよ!
ふわりとなびくフリルがかわいい、「The ReBorn Bag」(税込4000円)は、カジュアルからセミフォーマルまで幅広いシーンで活躍するショルダーバッグです。
アクセントのフリルが、風になびくヨットの帆の面影を感じさせるデザイン。リボンのような紐は、好みの長さで結ぶことができるため、ハンドバッグやウエストポーチとしても使えますよ。
フリルのうしろにはポケットがついていて、小物を入れておくのにもぴったり。
カラーによって印象も変わるので、ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。
最近トレンドのスマホショルダーをお探しなら、「The ReBorn Bag [mini]」(税込3000円)がおすすめ。スマホやカード、小銭などが入るミニサイズだから、手に何も持たずに出かけたいときに最適なんです!
小さなポケットがついていて、鍵やAirPodsなどを入れるのにぴったり。紐はリボンのように結んで、好きな長さに調節できますよ。
通学・通勤バッグとしても活躍しそうなのが、「bold azuma bag」(税込5000円)。こちらは、江戸時代に西洋のバッグに憧れた江戸市民が、風呂敷や手ぬぐいを使って作っていた「あづまぶくろ」がモデルだといいます。
A4の書類やラップトップPCも入るサイズかつ、どんな風をも受け止めるヨットの帆が使われていて丈夫なので、荷物が多い日にも安心して使えますよ。
もう少しミニサイズで楽しみたいなら、A5サイズまでが入る「spin azuma bag[mini]」(税込5300円)はいかが?
こちらはカラフルな色合いがコーデのアクセントになりそう。リバーシブルで使えるため、その日の気分に合わせて楽しめますよ。
現状、公式オンラインストアで購入できるのは、いちごみるくみたいな配色の『pink/shiro』。淡いピンクとホワイトの配色が、かわいらしさも演出してくれます。あえてシンプルなファッションに合わせて、バッグを主役にしたコーデにしてみては?
今後は、帽子やエプロンなど、より幅広いシーンで使えるアイテムを展開していく予定なのだとか。さらに安定して数をつくれる方法を模索中とのことなので、お目当ての商品が購入できなかったという人も、今後に期待したいところです。
「sAto」のバッグと一緒なら、お出かけがもっと楽しくなりそう
今回ご紹介した、「sAto」のアイテムはいかがでしたか?
目が離せないほどデザインが魅力的なバッグがあれば、お出かけがますます楽しくなる予感。友だちにも、「かわいい~!そのバッグどこの?」って聞かれちゃいそうですよね。
今後は、ブランドの成長はもちろん、職人さんや障がいをかかえたクリエイターさんたちの活躍の場をもっと広げることにも還元していきたいとのこと。
販売は、公式オンラインストアのほかにも、「tells market」でも行われているので、ぜひ併せてチェックしてみてください。
「sAto」 公式サイト
https://saaaaato.handcrafted.jp/
「sAto」公式Instagram
@saaaaaaato
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