関東では桜が散り、新緑が芽吹き始める時期。花を楽しめる期間はあっという間で、少し寂しい気持ちになりますよね。
それなら、室内で楽しめる“六本木の桜”はいかが?
現在、東京・六本木の国立新美術館ではダミアン・ハーストの大規模個展「ダミアン・ハースト 桜」が開催中。5月23日(月)まで、“満開の桜”を楽しめますよ。
国立新美術館で「ダミアン・ハースト 桜」展が開催中
六本木の国立新美術館で3月2日(水)にスタートした、「ダミアン・ハースト 桜」展。
ダミアン・ハーストはイギリスを代表する現代作家で、絵画や彫刻、インスタレーションなどさまざまな手法を使い、芸術、宗教、科学、生や死といったテーマを考察してきたアーティストです。
彼の最新作〈桜〉シリーズは、色彩豊かでダイナミックな風景画。107点の作品の中から、本展のために24点の大型絵画を自ら選定したといいます。
華やかで美しい、圧倒される桜の数々…
会場に入ると、数々の美しい絵画がずらり。ゆっくりお花見する機会を逃してしまった人も、六本木で鑑賞気分を味わえますよ。
その幻想的な風景に、圧倒されること間違いなし。
作品の中には大きいもので縦5m、横7mを超えるものもあるんだとか!桜といえばどこか儚い印象がありますが、彼の作品を目にしたら花の持つ迫力や力強さを感じられそうです…。
24の作品、それぞれのタイトルにも注目してみてくださいね。
寄ったり引いたり、いろんな角度から眺めて
遠目から見るだけでなく、寄って見てみるのもおもしろそう。
1つひとつの色がどのように重なっているのか、どんな表情を持っているのか、新しい発見があるかもしれません。
会場では彼のインタビュー映像も流れているので、そちらもお見逃しなく。
まだまだお花見気分を味わいたいから
SNSでも大きな話題となっている、「ダミアン・ハースト 桜」展。
私たちにとって身近な存在である“桜”を、いま一度新しい角度から楽しんでみるのもありかもしれませんね。
お出かけの際は、感染対策をお忘れなく。
ダミアン・ハースト 桜
会期:3月2日(水)〜5月23日(月)
休館日:毎週火曜日 ※ただし5月3日(火・祝)は開館
開館時間:10:00〜18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで / 入場は閉館の30分前まで
観覧料:(税込)一般1500円、大学生1200円、高校生600円
会場:国立新美術館 企画展示室2E(東京・六本木)
https://www.nact.jp/exhibition_special/