3月といえば、別れの季節。卒業式を控えている方も多いのではないでしょうか。
せっかくなので、何か思い出に残るようなことをしておきたいですよね。
今回は、東京の蔵前にある、1年後の自分に手紙を書くことができるお店をご紹介します。懐かしのタイムカプセル感覚で利用してみるのはいかがでしょう。
未来へ手紙を書く「自由丁」
東京の蔵前にお店を構える「自由丁」は、自分の夢や希望、不安や悩みについて正直にじっくり考えて手紙を書いたり、本を読んだりできる場所。
「自由丁」という名前には、子どものころ、自由帳に素直な気持ちで自分を表したように、「素直な気持ちと過ごせる場所にしたい」という想いが込められているそうです。
目まぐるしく過ぎていく日々の中で、ついつい見過ごしてしまうような、自分が感じ、考え、悩んでいること...。そんな自分自身の想いに時間をかけて心ゆくまで向き合えるのが、この自由丁なんです。
そして、何よりの特徴が、未来の自分に手紙を書けること。自分の気持ちに素直に向き合って、1年後の自分に手紙を書いてみましょう。
「自由丁」、3つの滞在方法
自由丁を予約する際には、滞在方法を選択する必要があります。
「一年後の自分へ手紙を書く(最大2時間・税込2640円/人)」、「一篇の文章とお飲み物を楽しむ(税込880円/人)」、「読書、休憩、仕事、悩む、考える(最大3時間・税込1320円/人)」の3つの中から好きなプランを選んでくださいね。
また、プランは当日に決めたいという方は、席のみの予約もできますよ。
記念日である旨を伝えると、席に1輪の花を用意してくれるのだとか。
「一年後の自分へ手紙を書く」では、さらに5つのシーン別に手紙を書くことができるようになっています。
用意されているのは、「自分と語る、暖かい昼下がりの自由丁」「答えを探す、綺麗な夕暮れ時の自由丁」など、5種類のセット。
各シーンに合わせたエッセイや、自分のことを考えるきっかけとなるような質問が書かれたカード(リフレクションカード)などを含む自由丁オリジナルのレターセットで、自分の素直な気持ちと共に時間を過ごしてみましょう。飲み物もついてくるのでじっくり考えてみて。
卒業などを控えた方におすすめのシーンは、「夢に向かう、新しい朝の自由丁」。これから待っている新しい日々に進む方へぴったりのシーンです。
他にも素敵なコンセプトがそろっているので、気になるシーンで未来の自分に手紙を書いてみてください。きっと、考えが整理されて前向きな気持ちになれますよ。
プラン名から心惹かれる「読書、休憩、仕事、悩む、考える」では、未来の自分へ手紙を書く以外の方法で、自分の素直な気持ちと過ごすことができます。
本を読んだり、何も考えずに休んだり、はたまた仕事や趣味に夢中になったり、考え事をしたり、自分の好きな方法で自由に利用してみましょう。電源やWi-Fiもあるので便利。
他にも、本の交換ができるなど、自由丁での過ごし方はさまざま。思い思いに楽しんでみてください。
手紙の封止めは手作りして
自由丁では、“シーリングスタンプ”を使って、未来の自分への手紙を封止めします。
カラフルなワックスを溶かして封をするシーリングスタンプ体験では、好きな粒を4つまで選ぶことが可能。1色にすればシンプルでかっこいいですし、2色以上なら、かわいいマーブル柄に仕上がりますよ。
また、スタンプの柄も選ぶことができちゃいます。自由丁の消印スタンプかA〜Zのイニシャルのいずれかをチョイスして、自分だけのオリジナルのシーリングスタンプを作ってくださいね。
上手に丸を作るのは簡単ではないですが、ちょっぴりいびつでも、それはそれでおしゃれ。世界に1つだけの、オリジナルの手紙が完成します。
1年後の自分に届く手紙は心を込めて
小学生のころ、クラスのみんなでタイムカプセルを作った、なんて経験をしたことがある人もいるはず。
大人になってもやっぱりタイムカプセルってワクワクしませんか?じっくり自分の気持ちと向き合った上で書く未来への手紙には、タイムレスな価値がありますよね。
この春が何かの節目になる方は、1年後と比較的短期間のため、意気込みや目標宣言、決意表明感覚で利用するのも1つの楽しみ方かもしれません。
1人で行ってじっくり考えに耽るのもよし、友達と行って楽しく手紙を書くのもよし、自分の好きなように自由丁での時間を過ごしてみてくださいね。予約して訪れるのがおすすめです。
自由丁
住所:東京都台東区蔵前4-11-2
営業時間:13:00-18:00/土日祝 11:00-18:00(月火定休)