「スターバックス コーヒー 皇居外苑 和田倉噴水公園店」が、12月1日(水)にグランドオープン。従来とは異なり、環境負荷低減を目指すさまざまな工夫が施されている新しい店舗なんです。
スターバックスが掲げる「2030年までにCO2排出量、水使用量、廃棄物量の50%削減」の達成に向けて、今後も環境負荷の低い店舗展開を進めていくといいます。
皇居外苑という特別なロケーションに誕生
12月1日(水)にオープンする新しいスターバックスは、大手町駅から徒歩2分。環境省の管理する皇居外苑の和田倉噴水公園という、特別なロケーションに位置しています。
目の前には大きな噴水が広がり、今の時期は近くのイチョウがとってもきれい…!大きな窓からの眺めを楽しみながら、ゆったりと過ごすことができますよ。
中に入ってみた第一印象は、“木がたっぷり使われている”ということ。天井が高く、とても開放的な空間が広がっています。
店内の家具は、国産木材を100%使用。古くなったら家具ごと入れ換えるのではなく、修理しながら長く使い続けることを想定しているそうです。木の温もりが感じられる店内は、和の雰囲気も感じられますね。
ここからは、この店舗でぜひ注目してほしいポイントをご紹介します!
POINT①:使い捨てではなく、くり返し使える容器で
これまで、ストローやカップをプラスチック製から紙製へ切り替えるなど、使い捨てプラスチックを削減するアクションを積極的に行ってきたスターバックス。こちらの店舗では、よりその動きを推進しています。
店内利用の場合はマグや樹脂製グラス、持参のタンブラーやカップで。持ち帰りの場合は、いつもよりお得に購入できるスターバックスのリユーザブルカップ(特別価格 税込110円)を推奨しているんです。
また、一度借りたカップを再びお店に返すという、丸の内エリアで実証実験中の「借りるカップ」などの選択肢も。
ドリンクは基本的に、全てトールサイズで提供されるとのこと(持参のタンブラーの大きさによって対応は可能)。今まで使い捨ての容器を使っていた人も、少し意識が変わるかもしれませんね。
POINT②:フードロスを削減する施策も
通常の店舗では、レジの横にフードの陳列ケースが設置されていますが、こちらの店舗にはそれも見当たらず…。代わりに、フード商品のラインナップはデジタルサインで表示されています。
そうすることで、提供する直前までフードの封を開ける必要がなく、従来より長く保存できるとのこと。画面は時間帯やそのときの商品内容によって、変化するそうですよ。
POINT③:水を循環させるシステムを採用
さらにこの店舗では、革新的な水循環システムを導入。手洗い用のクリーンステーションでは、使った水を排水するのではなく、98%以上が循環利用されるそうです。
こうした取り組みから、水の使用量の削減を目指しているんだとか。
POINT④:リサイクル素材を活用したアート
内装のデザインも、今までの店舗とはかなり異なっています。たとえば天井や客席エリアに設置されたアートは、廃棄されてしまうはずだったキャンバスや糸、漁網を再利用して制作されたもの。
天井から下がる照明は、リサイクルガラスや和紙が用いられているそうです。ハンドクラフト感や優しい暖色の色味からも、あたたかみが感じられますね。
白い床の部分には、コーヒーの豆かすが練りこまれているんだとか。足元の床材までこだわり抜いているなんて、驚きですよね。
POINT⑤:和三盆を使ったオリジナルビバレッジ
こちらの店舗でしか味わえない、和を感じる優しい味わいの限定フレーバーが登場!
やさしい甘さの「和三盆」、そして植物性ミルクとして人気のアーモンドミルクを合わせた、3つのビバレッジがお目見えします。
「和三盆 アーモンドミルク フラペチーノ」(持ち帰り:Tall 税込648円 / 店内利用:Tall 税込660円)は、アーモンドのおいしさをダイレクトに感じられるお味。和三盆のやさしい甘さのおかげで、まろやかながらもスッキリした味わいです。
トッピングのナッツも程よいアクセントになって、香ばしさをプラスしてくれますよ。
「アイス 和三盆 ムース フォーム アーモンドミルク ラテ」(持ち帰り:Tall 税込540円 / 店内利用:Tall 税込550円)と「和三盆 ムース フォーム アーモンドミルク ラテ」(持ち帰り:Tall 税込540円 / 店内利用:Tall 税込550円)は、もったりとしたムースが特徴です。
無脂肪乳を使って仕上げた、なめらかでクリーミーな泡の下には、香り高いアーモンドミルクが入っています。
この店舗でしか味わえないので、ぜひお店に訪問した際にはそのお味をチェックしてくださいね!
スターバックス コーヒー 皇居外苑 和田倉噴水公園店
住所:東京都千代田区皇居外苑 3-1
営業時間:7:00〜21:00
スターバックス公式サイト
https://www.starbucks.co.jp/