運河に囲まれた東京・天王洲エリアは、散策にぴったりな“アートな街”。
東京モノレールとりんかい線の天王洲アイル駅から徒歩5分程の倉庫街には、寺田倉庫が運営するアートな施設が点在していますよ。
倉庫を覗き見するようなミュージアム
2020年12月にオープンした「WHAT MUSEUM(ワットミュージアム)」は、寺田倉庫が作家やコレクターから預かる貴重な現代アートが楽しめる施設です。
「倉庫を開放、普段見られないアートを覗き見する」というユニークなコンセプトのもと、作家の思いはもちろん、作品を収集するコレクターのこだわりが作品と共に展示されているそうですよ。
映画のセットのようなバンクシー展
寺田倉庫G1ビルでは、8月21日(土)から12月5日(日)まで、覆面アーティスト・バンクシーの謎に包まれた活動の軌跡をたどる「バンクシーって誰?展」が開催されますよ。
プライベートコレクター秘蔵のオリジナル作品をはじめ、世界各地に分散するバンクシーのストリートアートを美術館とは異なる会場空間でリアルサイズに再現するそうです!
“それはまるで映画のセットのような美術展”と称される世界観を楽しんでみてはいかがでしょう。
建築に興味がある人におすすめの展覧会
9月25日(土)から2月13日(日)までは、大林コレクション展「安藤忠雄 描く」「都市と私のあいだ」「Self-History」がWHAT MUSEUMにて開催されます。
建築家・安藤忠雄氏の平面作品に着目した「安藤忠雄 描く」では、長さ10mにおよぶドローイングを中心に、初期建築作品のスケッチや未完のプロジェクトのシルクスクリーンなど15点が展示されるのだとか。
気軽に楽しめるギャラリーカフェ
フード&ドリンクを楽しみながらアート鑑賞ができるギャラリーカフェ「WHAT CAFE(ワットカフェ)」では、8月29日(日)まで「WHAT CAFE EXHIBITION -Unlimited-」展が開催中です。
「Unlimited」をテーマにジャンルを越えた若手アーティスト11組が集結。
ストリートアートやポップアートを中心にグラフィックアート、宇宙や自然の力を表現したアクリル絵画、日本画など約100点が入場無料で楽しめるそうですよ。
※8月24日(火)~26日(木)は展示の入れ替えのためカフェ営業のみ
運河に囲まれ開放感のある天王洲エリアはデートや散策にもおすすめ。
旅行やイベント制限されるこの夏、アートな空間で癒されてみてはいかがでしょう。
※お出かけの際は感染症対策をお忘れなく。