熊本県の城下町に、「珈琲回廊」(コーヒーギャラリー)が手掛ける新和菓子ブランド、「虎之助」(TORANOSUKE)が誕生。
まるで美術館のようなお店が、8月8日(日)にオープンしました。
心地いい、町家の空間を体験できる「珈琲回廊」
「珈琲回廊」は、2019年に熊本城の城下町に、築120年の町屋をリノベーションして開店した珈琲豆屋。
約11カ国、20種類の豆を取り扱っていて、注文を受けてその場で生豆から焙煎しているといいます。
奥は喫茶スペースとなっていて、心地いい町家の空間を体験できるそうですよ。
また、2階のギャラリースペースでは、多数のポップアップが開催されているみたい。
熊本城をモチーフにした、「虎之助」
そんな「珈琲回廊」から生まれた「虎之助」は、熊本城をモチーフにした、美術館のようなお店。
名前は、熊本城を築いた加藤清正の幼名、“虎之助”から付けられたといいます。
熊本城の黒く塗られた外壁をイメージして、「虎之助」の店内も、肥後漆喰を取り入れ黒を基調としているんです。
壁は鏡面、和菓子は1点1点錫のキューブに展示されていて、まるで美術感のような空間を楽しむことができますよ。
ちょっと珍しい、黒い和菓子が気になる
「虎之助」で販売されている商品も、黒を纏っている和菓子なんです。
たとえばこちらは、黒いクッキー生地で檸檬や抹茶、小豆の羊羹を挟んだ『羊羹サンド』(各 280円)。
熊本城の肥後漆喰をモチーフに、黒い求肥でフルーツを包んだ『フルーツ大福』も販売されていますよ。
定番の『苺』(440円)や、あんこと相性抜群の『無花果』(680円)などがあります。
少し珍しい“黒い和菓子”は、手土産にすれば話題になること間違いなし。
お近くの方はぜひスタイリッシュな空間に、訪れてみてはいかがでしょう。