毎日がんばる私たちには、日常を忘れてのんびりできる場所が必要かも。
そんな“非日常”なひとときを送ることができる、大阪の「あみじま茶屋」をご紹介します。
藤田美術館・あみじま茶屋
「あみじま茶屋」は、大阪城北詰駅からほど近く、現在休館中の「藤田美術館」のエントランス部分に設けられたカフェスペース。
1954年に開館した藤田美術館は、建て替え工事のため、2017年6月に長期休館へ突入しました。
2022年春にリニューアルオープンが予定されている藤田美術館ですが、それに先駆け、2021年4月にエントランス部分を開放し、「あみじま茶屋」として営業中。すでに多くの人気を集めているんです。
「温故知新」を感じる、モダンクラシックな内装
あみじま茶屋の魅力は、なんといっても開放感たっぷりな店内の雰囲気。
設立の中心人物であった藤田傳三郎氏の邸宅の蔵を改装した旧美術館の扉や、梁や床材、建具など、いたるところに以前の面影が残っています。
コンクリートと石造りで涼しげなエントランスには、温もりを感じる木目のテーブルが。座席間のスペースが広くとられているのもうれしいですよね。
焼き立てのお団子とお茶でほっと一息
あみじま茶屋のメニューは「だんごセット」(税込500円)のみ。
お団子はあんことお醤油が1本ずつ、お茶の種類は煎茶/番茶/抹茶の3種類から選ぶことができますよ。
お団子は注文してから焼いてくれるので、焼き立てのホクホクな状態で提供されるそう。
抹茶は自分でたてることも可能なのだとか。なかなかできない体験なので、思い切って挑戦してみても楽しそうですね。もちろん、スタッフの方にたててもらうこともできますよ。
お庭の散策でヒーリング気分
藤田美術館裏手には、藤田邸跡公園が一般開放されています。
こちらをのんびり散策してから、あみじま茶屋で休憩、なんてプランも素敵かも。
どこか懐かしさを感じる縁側に腰をかければ、都会の喧騒を忘れ、癒しの時間を過ごすことができそうですね◎
高い天井にガラス張りの広々した店内で、甘味とともにほっと一息。
「あみじま茶屋」で、忙しい日常から少し離れてみてはいかがですか?