映画を観終わったあとに、劇中の音楽が耳に残る作品ってありますよね。ミュージカル映画というジャンル以外でも、音楽が素敵な映画がたくさんあるんです。
今回ご紹介するのは、音楽が印象的な作品。観終わったあとは、きっとサウンドトラックを聴きたくなるはずですよ♡
ステップ・アップ(2006)
ボルチモアの貧しい家庭で育った不良少年タイラー(チャニング・テイタム)は、ある事件をきっかけに有名な芸術学校で奉仕活動をすることに。ストリートダンスが得意な彼は、バレエダンサーのノーラ(ジェナ・ディーワン)と学校で出会い、ひょんなことから彼女のダンスパートナーとして発表会を目指すことになる。(シネマトゥデイより)
映画『マジック・マイク』でストリップダンサーを演じたり、『親愛なるきみへ』『君への誓い』などで女性を虜にする恋愛映画にも出演したりと、幅広い役柄をこなすチャニング・テイタム。実は10年以上前にも、ダンス映画に出演していたんです。
彼が演じるのは、ストリートダンスが得意な不良少年。ひょんなことからバレエダンサーのノーラとペアを組むことになり、発表会に向け練習をすることに。最初はなかなかうまくいかない2人でしたが、お互いのダンスがうまい具合にマッチして、ダンスが上達するとともに仲も深まっていきます。
もちろんダンスに注目してほしいのですが、そのバックで流れる音楽も魅力的。Ciara(シアラ)やChris Brown(クリス・ブラウン)などの楽曲が使われており、全編を通して映画を彩っています。
特におすすめなのは、中盤のクラブで踊る場面。クラブで流れる音楽とダンスが絶妙にマッチして、とてもかっこいいシーンになっています。最後の発表会で披露される、バレエとヒップホップの融合も見所ですよ♩ちなみにこの映画で主演している2人は、のちに結婚して夫婦になったんです!(数年前に離婚しちゃいましたが…)
レイ(2004)
17歳のレイ・チャールズ・ロビンソン(ジェイミー・フォックス)は、バスでシアトルに向かおうとしていた。黒人はバスの席が隔離されていた時代に、目の見えないレイはバスの運転手にバカにされ、暴言を吐かれる。(シネマトゥデイより)
“ソウルの神様”と呼ばれた、レイ・チャールズの人生を描いた作品。名前は聞いたことがあっても、音楽や人となりまでは知らないという人も多いのではないでしょうか。彼が数多く手がけた楽曲の中には、きっとなじみのある一曲もあるはず。
7歳のときに視力を失ったレイがどんな幼少期を過ごし、やがてスターになるまでの道のり、そして長年悩み続けたドラッグとの葛藤など、山あり谷ありの人生が描かれています。
劇中で演奏されるのは、彼の名曲の数々。独特な歌唱やピアノ演奏まで、完璧に演じ切ったジェイミー・フォックスは、アカデミー主演男優賞を受賞しています。実際のレイの映像を見比べても、本当に驚くほどそっくりなんです。
順風満帆とは言えず、波乱万丈な人生だった彼ですが、やはり音楽は天下一品。その才能と魅力を改めて知ることができる作品です。
アリー/スター誕生(2018)
昼はウエイトレスとして働き、夜はバーで歌っているアリー(レディー・ガガ)は、歌手になる夢を抱きながらも自分に自信が持てなかった。ある日、ひょんなことから出会った世界的シンガーのジャクソン(ブラッドリー・クーパー)から歌を高く評価される。アリーは彼に導かれてスター歌手への階段を上り始め、やがて二人は愛し合うようになるが、ピークを過ぎたジャクソンは、徐々に歌う力を失っていく。(シネマトゥデイより)
レディー・ガガが主演を務めることで、話題となった作品。いつもの奇抜さや破天荒さはまるでなく、いい意味で“ガガ様”らしさが感じられない演技が印象的です。やはり歌うシーンは圧巻で、彼女が歌い出すと一気に映画の世界観に引き込まれます。
本作を手がけるのは、ブラッドリー・クーパー。自身もシンガー役で主演しており、劇中では歌声も披露しています。実は元々歌う予定はなかったものの、レディ・ガガに提案されたことから自身も歌うことにしたんだとか。
今回が3度目のリメイクとなる今作は、世界的スーパースターと歌手を夢見る女性が出会い、夢への階段を上っていくストーリー。彼女が成功するにつれ、ブラッドリー演じるジャクソンは酒に溺れていってしまいます…。
特におすすめなのは『Shallow』『I'll Never Love Again』。どちらもYoutubeでMVが公開されていますので、ぜひ聴いてみてくださいね♩
音楽まで注目してみて♡
今回ご紹介したのは、ストーリーはもちろん音楽がとっても素敵な作品ばかり。ぜひ劇中で流れている音楽に注目して、鑑賞してみてくださいね♩