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CULTUREゆるくて、ふんわりとした雰囲気の映画って魅力的。ほっと一息つけるようなのんびりムービーをご紹介♡

ゆるくて、ふんわりとした雰囲気の映画って魅力的。ほっと一息つけるようなのんびりムービーをご紹介♡

CULTURE

2020/11/06
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ゆるくて、ふんわりとした雰囲気の映画って魅力的。ほっと一息つけるようなのんびりムービーをご紹介♡

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ドキドキするような恋愛や、ハラハラするようなアクション映画もいいけれど、たまには「なにも起こらない」のんびりとした映画を観てみませんか?

今回ご紹介する作品は、どれもゆる〜い空気が流れているものばかり。休日の午後、お茶とおかしをお供に鑑賞するのにぴったりですよ♡

かもめ食堂(2005)

illustration by Sachiyo

サチエ(小林聡美)はヘルシンキで“かもめ食堂”を始めたものの客はゼロ。ある日彼女は最初の客で日本かぶれの青年トンミ(ヤルッコ・ニエミ)にガッチャマンの歌詞を教えてくれと言われるが、出だししか思い出せない。彼女は偶然本屋でミドリ(片桐はいり)を見かけ……。(シネマトゥデイより)

「ゆるい映画」と聞いて、この作品をイメージする方も多いと思います。『かもめ食堂』はフィンランドを舞台にした映画で、フィンランド政府観光局の協力のもと、邦画初のオールフィンランドロケが行われたんだそう。ヘルシンキの街並みもとっても素敵なので、観ているだけで旅行気分を味わえます♩

そして「食堂」というだけあって、特に注目したいのはおいしそうな料理の数々…。メインのメニューはおにぎり、というシンプルなものですが、丁寧に作られる料理を見ていると不思議とお腹が空いてきてしまいそう。

劇中のコーヒーを淹れるシーンでは、とある男性が“コーヒーがおいしくなるおまじない”として「コピ・ルアック」を唱えると良いのだと、教えてくれます。お近くのスウェーデンではコーヒータイムである「フィーカ」という文化を大切にしているため、こうした時間を大切にする意識が根付いているのかもしれませんね。

映画の中心ロケ地である「カハヴィラ・スオミ」は2015年に閉店しましたが、そのあと別の方がお店を引継ぎ、2016年に「Ravintola KAMOME(ラヴィントラかもめ)」としてオープンしたそうです。映画に出てきたお店へ実際に行くことができるなんて、ファンにとってはたまらないですよね♡

ちなみに主演の小林聡美さんや片桐はいりさんはエッセイ本も手がけており、撮影当時のエピソードもつづられています。おふたりのエッセイ本を読むと、より映画を楽しむことができますよ。

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セトウツミ(2016)

illustration by Sachiyo

性格は正反対だがどこかウマの合う高校2年生の内海想(池松壮亮)と瀬戸小吉(菅田将暉)は、放課後にいつも河原で話をしながら暇つぶしをしている。くだらない言葉遊びや、思いを寄せる女子へのメールの内容、時にはシリアスなことも語り合う。そんな二人を見守る同級生の樫村一期(中条あやみ)に瀬戸は憧れているが、樫村は内海に好意を抱いており……。(シネマトゥデイより)

ただ2人の男子高校生が話しているだけなのに、どこかシュールでなぜかクスッと笑ってしまう映画。「喋っているだけの映画は退屈なのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、絶妙なテンポ感が抜群なんです。抑揚の少ない会話…かといって退屈さを感じさせない、不思議な会話劇に夢中になってしまいます。

映画に出てくるのは、主に内海想(池松壮亮)と瀬戸小吉(菅田将暉)。そしてたまに樫村一期(中条あやみ)が登場するほか、内海の両親、河原でぼーっと立っている怪しいおじさん、上級生の不良などとの掛け合いも楽しめますよ。

何か大きな事件が起こるわけではないですが、2人にとってはこの河原で喋る時間がかけがえのない青春であり、心地よい居場所。性格もタイプも正反対なのに、なぜか馬が合う2人が日常生活の何気ない出来事をひたすらお喋りしています。

短い短編のお話が連続するような構成になっており、全体も75分と短めの作品なので、さくっと観られる作品。不思議と引き込まれてしまう会話劇を楽しんでみては?

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トイレット(2010)

illustration by Sachiyo

プラモデルオタクのレイ(アレックス・ハウス)、引きこもりピアニストの兄モーリー(デヴィッド・レンドル)、エアギターで自己実現のアイデンティティーを保っている大学生の妹リサ(タチアナ・マズラニー)の三兄弟は、人生は退屈の繰り返しに耐えることだと信じて疑わなかった。しかし、生前母親が日本から呼んだばーちゃん(もたいまさこ)との日々を過ごす中で、三兄弟の心に少しずつ変化が起こり始める。(シネマトゥデイより)

今回ご紹介する映画の中で、こちらが1番シュールで不思議な魅力があるかもしれません…!『かもめ食堂』『めがね』を手がけた荻上直子監督の作品で、日本映画にも関わらず日本人キャストは「もたいまさこ」さんのみという、おもしろいキャスティングなんです。

もたいまさこさんが演じるのは、3人兄弟と一緒に住む「ばーちゃん」。兄弟は彼女のことを「Grandma(グランマ)」といった英語ではなく、日本語の「Ba chan(バーチャン)」と呼んでおり、そこもなんだかおかしく感じられます。そしてこの「ばーちゃん」は、本作でほとんどセリフがありません。最後に一言だけ発しますが、そこまで本当に喋りません(笑)。

本作のテーマとなっているのが、家族のつながりや成長。バラバラだった3兄弟とばーちゃんが徐々に距離を縮めていき、それぞれの自分らしさも見つけていきます。「みんな、ホントウの自分でおやんなさい」というキャッチコピーも素敵ですよね♡

そして『かもめ食堂』と同じく、おいしそうな料理もこの映画の魅力。特に兄弟とばーちゃんが一緒に餃子を作るシーンは必見ですよ。観終わったあとは、きっと餃子を食べたくなってしまうはず!

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週末はのんびり過ごしてみない?

今回ご紹介した映画は大きな事件や出来事は起こりませんが、ゆったりとした空気感で心が落ち着く作品。最近忙しい毎日が続いていた人は、週末はゆる〜い映画を観てリラックスしませんか?

manami
Sachiyo

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