山口恵理香
illustration by hanna
「価値観の違い」は、小さなことのようで実は二人にとってすぐに解決しなければいけない重要な問題。特に金銭感覚の違いは、二人ですり合わせながら理解を深める必要があります。
今回、恋する女の子のためのお悩み相談室に届いたのも、恋人との金銭感覚が合わずにモヤモヤしている女の子からの投稿です。悩みの種が小さいうちに自分なりの結論をだしておきましょう！
恋人との金銭感覚が合わずに衝突。価値観を合わせる方法って？
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彼と金銭感覚が合いません…。おしゃれなレストランで食事をしたいと言ったら、彼からは「高くない？」という返事が。彼はケチというわけではないのですが、お金をかけたいと思う場所が違ってデートプランでたまに衝突が起きてしまいます。どうやったらお互いが楽しいと思うデートができますか？
金銭感覚が合わないのは、とても重要な問題です。合わないだけですぐに別れを選ぶことはありませんが、金銭感覚が合わずに別れるケースもあると頭の片隅に置いておきましょう。そのうえでお話しますと、まず相手がどこまでお金にシビアなのか、本当に理解できないほどの“ケチ”なのかを確認する必要があります。
普段はお手頃なお店に入るように配慮しているのに、これからもずっとおしゃれなレストランでデートできないのは、ちょっと悲しいですよね。お金をかけたいと思うポイントが違うのも、少しずつすり合わせなければいけません。
何か問題が起きたときはお互いの妥協点をとにかく見つけるしかないんですよね。彼としてはケチというよりも、メリハリをつけてお金を遣っているだけなら浪費家よりは家庭的で安心できる、とも考えられます。
お金の価値観が違うなら「普段はあなたの価値観に合わせられるように努力するから、たまにはおしゃれなレストランにも一緒に行きたい」と伝えると、彼も考え直してくれるかも。お互いがあくまでも自分の価値観を譲らず、相手が合わせてくれるのを待っているだけなら、これからも付き合い続けるのは難しくなっていきます。
恋人と付き合い続けたいなら合わせるしかない…!?
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妥協点を見つける必要があると先ほどお伝えしましたが、その一方で、最終的にはどちらかが譲歩するか、あるいはお互いが譲歩しない限り前には進めません。ひたすら、堂々巡りになります。
相手は自分のスタンスを絶対に崩さない。だけど、あくまでもその人と仲良く付き合い続けたいなら、もしかしたら妥協点を見つけるというよりもあなたが合わせるしか選択肢がないかも。
彼としては、あまりお金は派手に遣うものではないと考えているのでしょう。それを「ケチ」と思う人もいれば、「倹約家で素敵」と思う人もいます。どうしてもお金をかけるポイントが違うなら、お互いにもっと価値観が似ている人をパートナーに選んだ方が場合によってはお互いのためになるのかも。
「価値観を相手へ寄せる」と、どこかのタイミングで覚悟を決める。もしくは、自分の価値観をどうしても大切にしたいなら、今の恋人ではなく別の人を選ぶ。今回のお悩みの答えは、究極の2択のようにも思えますね！友達に意見を聞くよりも、何度も自分自身との対話を重ねてみてくださいね。
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