isutaでは今週も、SUGARさんが贈る週間占いを配信。
2020年下半期の運勢も配信しているので、こちらもぜひチェックしてくださいね♡
今週のおひつじ座の運勢
率直に真実を語ること
今週のおひつじ座は、くすぶっていた思いを鋭く切り出していくような星回り。
言葉が足りなかったり、言いたいことが言えないまま相手と別れてそれっきりになってしまうといったことは、誰しもが一度は体験したことがあるはず。時には、そうして思いを遺した相手が夢のなかにまで現れることだってあるでしょう。
そして、今のあなたの中にもさながら解きそこなった宿題や、ついぞポストに投函できないまま机の中にしまいこまれた手紙のように、ずっと心に引っかかり続けている未消化な思いがあるのではないでしょうか。
今週はおひつじ座にとって、そんな自分がやり残した仕事を、どんな小さなことであれ、ひとつひとつ向き合って片づけ、また誰かに届けていくタイミングとなっていくはずです。
今週のおうし座の運勢
ただそこに立つのではなく
今週のおうし座は、「シンパシー」と「エンパシー」の違いについて痛感していくような星回り。
シンパシーは「共感」という感情の動きですが、エンパシーはそれとも違っていて、「自分と違う理念や信念を持つ人や、別にかわいそうだとは思えない立場の人々が何を考えているのだろうと想像する力」のことを言うのだそうです。
コロナ禍で話題になったニュージーランドのアーダーン首相や台湾の蔡英文総統といった女性指揮官は、相手を「モノ」として見ないケアに基づく姿勢と、経済対策や組織的感染対策など現実的リスクへのシビアな判断と両立させてみせたと分析されていますが、そこに一つ付け加えるとしたら、そうした両立の試みを彼女たちがまさに「命懸け」で行おうとしたことも大きかったのではないでしょうか。
今週のあなたもまた、いよいよ自分がどこへ向かって「命懸け」になっていくべきかということが、改めて問われていくことになりそうです。
今週のふたご座の運勢
言葉を放つということ
今週のふたご座は、重たい内容をあえて明るく軽く扱ってみせていくような星回り。
言葉に宿る霊のことを「言霊」と言いますが、「それ自身独立の存在」となった言葉は、あなたから独り歩きして、世界を経巡り、そこで出会った様々な人間や出来事と結託し、想像を超えた現実となってやがてあなたのもとへ戻ってきます。
そう考えると、言霊として放つ言葉をできるだけ軽くしておくべき理由もなんとなく分かるような気になってきます。
今週は、自分の内に溜めこんだ不満や怒りなどの毒を表に出しつつ、それを自分なりの言葉にしていきたいところ。自分の子を旅へ立たせるぐらいのつもりで、自分の発する言葉を大切にしていくといいでしょう。
今週のかに座の運勢
どついたるねん
今週のかに座は、傷つきやすいことはそんなに悪いことばかりじゃないと実感していくような星回り。
今週のかに座の課題は、自分や身近な相手の弱点を対象化することだ、とも言えるかと思います。それにはやはり自分の弱点から始めていくことが大切。自分の弱点や気にしていることをデフォルメして名前を付けてみてください。
そうして自分の穴や弱みについて言及しやすい状況を作っておくことで、激しいツッコミも生じればなんだかんだ補完しあう関係性も育ってきます。
とはいえ、自分の弱点を対象化するには、まず自分の穴をさらけ出す勇気と、欠点を欠点のまま抱えて生きる開き直りが必要。相手をきちんと選んだうえで、ぜひお試しあれ。
今週のしし座の運勢
ふわふわ蜃気楼
今週のしし座は、ほっと力を抜いてやすらいでいくような星回り。
しし座の人というのは(太陽星座に限らず)自分で自分によせる期待が人一倍高い傾向にありますが(よく言えばそれを「気高い」と言う)、それは単に自己中心的ということではなくて、自己像(セルフイメージ)をめぐって特に想像力を働かせやすく、そこにある種の「蜃気楼」をつくりだしているのだということ。
今週はある意味で、自分が作り出す蜃気楼がどんなものなのかを知っていくことで、そこに含まれている狂気や生きてあることの実感の正体を確かめていけるかも知れません。
今週のおとめ座の運勢
自由の必要を見極める
今週のおとめ座は、自分の中のいまの日常では決して満たされない部分について真剣に向き合っていこうとするような星回り。
今週は、自分の中にある日常では決して満たされない部分を薄めてしまうことなく、肯定し受け入れていくのか否定し絶っていくのか、問われていくことになりそうです。
漂泊の俳人、種田山頭火といえば俳句をやっていない人にさえも名を知られているスターですが、彼にとっての漂泊は、世間とどうしても融合できぬ自分を呪いに呪った末、人間らしさをぎりぎりのところで保つための最後の手段だったのです。
山頭火にはそうせざるを得ないだけの「無」や「虚」があったということ。あなたの魂にはどれだけの「無」や「虚」が巣食っているのでしょうか。今週はそんなことをおぼろげに考えてみるといいでしょう。
今週のてんびん座の運勢
夏休みが始まるとき
今週のてんびん座は、ポンと渡された余生を生きていくような星回り。
猫はよくそばにいる人間を観察しています。人間はたいてい苦しくなるまでじっと耐えているのですが、それが猫には不思議で仕方ない。さっさと家に帰って好きな本を読んだり、気心の知れた友達とおしゃべりしていた方が、フィジカルにもメンタルにもずっとよいのにって。
寝ても覚めても、大きい方にも小さい方にも、自分の価値のことばかり気にして生きているのが人間なのだ、と猫はそこで気付いてしまう。一方で、寝食を忘れるほど、何かの追求に夢中になっている人間がいるということも、猫はどこかで知っている。
今週はそんな猫の視点も、頭の隅に置いてみるといいでしょう。
今週のさそり座の運勢
縁マンダラ
今週のさそり座は、誰かとの縁や繋がりのなかに一瞬の煌めきを見出していくような星回り。
もしかしたら、今週はあなたがこれまでに結んできたネットワークの一部が自然と切れていくかも知れません。あるいは、あなたが自分から断ち切ろうとすることもあるでしょう。いずれにせよ、縁切りと縁結びはコインの裏表であり、その相互作用(無縁の原理)の働きこそ、今週あなたが見つめていかなければならないものなのだと言えるでしょう。
結んではほつれ、まとわりついて離れないかと思うと、ひらりと落ちて、周囲に新たな絡まりが生じる。そんな<縁>と言うことの不思議を通して、改めて自分らしい人生とは何かということを思い出していきたいところ。
今週のいて座の運勢
淋しさとその器
今週のいて座は、もうひとりの自分の後ろ姿を目撃していくような星回り。
「淋しさは船一つ居る土用浪」という句を詠んだ原石鼎は、圧倒的な自然が展開されている広い海原で、ただ一艘の船が浮かんでいる光景を「淋しさ」と表しました。
医者の息子として生まれながらも文学や句作に熱中し、医者になれなかったことを叱責され両親から勘当された作者は、いつもどこか人生に暗い影が差し込んでいるような印象の人でした。けれど、だからこそ主観過剰なその作風はみずみずしく、後進の指導にも熱心であったとも言われています。
今週のあなたもまた、これまで思ってもみなかったような自分の一側面や意外な感情が湧いてくるのを見出していくことができるかも知れません。
今週のやぎ座の運勢
あいまいな領域の動きに敏感になること
今週のやぎ座は、ネットワーカーとして限定的な常識や固定観念をやすやすと超えていくような星回り。
例えば、だいたい、そのうち、適当、いつしか…といったあいまいな言葉はビジネス界隈を中心に非難の対象となってきましたが、松岡正剛はこうした日本語の言葉を「夕方的な言葉」と呼び、断固として擁護しました。
弱くあいまいな状態を通してネットワークの新たな展開は生じるのであり、それは「このへん」や「あのあたり」といったそれ以外の言い方では指し示せない領域で成立する訳です。
これで行けば間違いないといったような勝ちパターンや確実なパースペクティブがことごとく崩壊しつつあるような現代社会では、多様でケースバイケースな「夕方的な言葉」の重要性がますます増しているのではないでしょうか。
今週のあなたもまた、そうした問題解決のためのアプローチや視点の大胆な変更を試みていくことがテーマとなっていきそうです。
今週のみずがめ座の運勢
動物園で人生について考える
今週のみずがめ座は、自分にとって不都合な真実への覆いをスーッと割いていくような星回り。
動物園は動物の生態を垣間見せてくれる場所ではありますが、人間のようにお葬式をする訳でもなく、見られるのは楽しい生態ばかり。彼らが死を迎えれば知らぬ間に片付けられ、何事もなかったように平穏を繕うでしょう。
そして、そうした人間のご都合主義は動物だけでなく、人間の社会においてもより強力に推し進められているのではないでしょうか。
結局人間は、友人や家族に囲まれようと、死ぬ時はひとり。そういう意味では、死が覆い隠されるようになったいまの社会というのは、人々が自分の孤独を受け入れられなくなってしまったということに尽きるのかも知れません。
今週はそんなことを念頭に置きつつ、いま自分が受けれいるべきものは何なのかを明らかにしていくべし。
今週のうお座の運勢
底をぬく
今週のうお座は、新しい存在の状態を目指してもがいていこうとするような星回り。
松尾芭蕉は、俳諧に対する態度をめぐって「底のぬけたるもの、新旧の区別なし」という言葉を遺しています。
人は何か新しいものを創り出そうとして、往々にして既成の基準やそれまでの常識から出発してその圏内をまったく出れないまま終わることがほとんどですが、真の「新」とは「古」に対する「新」なのではなくて、いっさいの既成の基準に頼らず、ほとんど孤立無援の中で必死に求めなくてはならず、それがうまくいったのが「底のぬけたる」状態なのだと言うのです。
今週のあなたもまた、過去や他人との比較を通じた“相対的に”新しい自分を目指すのではなく、感覚や論理が一変してしまうところまで「底をぬく」ことで、こざかしき現実を突破していきたいところ。
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