isuta編集部
isutaでは今週も、SUGARさんが贈る週間占いを配信。
2020年上半期の運勢も配信しているので、こちらもぜひチェックしてくださいね♡
今週のおひつじ座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
精神の勢い
今週のおひつじ座は、「思いがけず動いた食指に、何かが呼応していくような星回り」。
ある種の本能を通じて、自分が新たな学びのステージに入ったことを直感していくことができるはずです。
＜わたし＞という現象を磁極に例えて考えてみましょう。周囲には磁力が働いていて、同じように磁気を発するものを引きつけていく。そして、もうひとつの磁極が近づいてきたとき、反発力が生じて＜わたし＞が強まるのです。
あなたは今巻き込んでいるのか、巻き込まれているのか。よく周りを見回して、磁力の働きやその強さ／弱さをいま一度確認したいところです。
今週のおうし座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
言霊と充実
今週のおうし座は、「幸福よりも、充実をこそ選んでいこうとするような星回り」。
幸福を求めるのではなく、知識や芸術などを通していかに“真理や真実味のある感情”を積極的に受け入れていけるかどうか。今週のあなたは、それが問われてくるはずです。
例えば今週は「言霊」について真剣に考えてみるのもいいでしょう。普段会話やLINEで使っている言葉を改めて見直した上で、自らの存在価値をその上に置いていきたいと心から思えるような言葉を定めてみて。
そうした発語は、繰り返される度に人生という現実にしっかりと根を張っていき、やがて立派な大樹となってあなたを守ってくれます。
今週のふたご座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
呼びかけたり、呼びかけられたり
今週のふたご座は、「不足の美を、みずからのスタイルとしていくような星回り」。
「淋しい」という気持ちを抱くことは、「大丈夫ではない」ネガティブな状態のサインとして考えられがちです。
しかし高浜虚子の句「淋しさの故に清水に名をもつけ」の場合、むしろ淋しさのうちに自足しているようでもあり、何かが少し足りない不完全な状態くらいが「ちょうどいい」のだと自覚しているようでもあります。
今週のあなたもまた、そうした「大丈夫な淋しさ」のようなものを大切にしてみるといいでしょう。
今週のかに座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
仮面の下の沈黙
今週のかに座は、「語る人である前に、聴く人であろうとしていくような星回り」。
沈黙というと、私たちはついそこに何もない空白や空虚ということをイメージしてしまいがち。
しかし、ひょっとしたらそれはそう見えるだけで、私たちが理解する言葉や感覚できる音とは別の秩序の言葉がそこに訪れているのかも知れません。
何かを念じて願う有意義な時間よりも、ただ素朴に手を合わせ、両腕を広げて誰かを沈黙を受け止めていくような一見何でもないような時間こそ、大切にしていきたいところです。
今週のしし座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
やさしさに包まれたなら
今週のしし座は、「みずからのこれからを、一瞬のうちに思い描いていくような星回り」。
仏典によれば、かつてゴータマ・ブッダは母・摩耶の胎内から出て七歩歩き、蓮の花の中に立って第一声を放ったと言われています。
蓮の花とは尊厳にみちたブッダを支える玉座、すなわち「背後から支える力」として彼の聖性と分かちがたく結びついており、聖地における磐座（神の宿る自然の依り代）に近い役割を担っているものとも考えられます。
自分本来の尊厳を取り戻していくには、まず自分にとっての「蓮の花」を見つけていかなくてはなりません。今週はそんな普段あまり気にすることのない秘めやかなつながりや、隠れたネットワークにおのずと焦点があたっていくことになるでしょう。
今週のおとめ座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
過渡期に立つ
今週のおとめ座は、「自分の仕事やキャリアを、しっかりと自分でコントロールしていこうとするような星回り」。
「働く」環境が劇的に変化しているいま、従来までのような「勤める」感覚をベースにした雇用＝安定の時代は急速に終わりつつあります。今後は大多数の人が、フリーランス的な立ち位置や意識を持たざるを得なくなっていくでしょう。
今週のあなたもまた、目の前の利益やルーティンを追うのではなく、俯瞰的な視点から自分の立ち位置やストーリーを見据えていきたいところです。
あなたが何気なく身を置いている日常やその傍らに転がっている経験を贈り物へ変え、そこにあなたなりの想像力を乗せて、粛々と解き放っていきましょう。
今週のてんびん座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
実践としての愛
今週のてんびん座は、「消耗する馴れ合いより、心優しき孤立を選んでいくような星回り」。
「妥協はしない」「一線を引く」などと言うと、私たちはつい他人に厳しい印象を受けたり与えたりしがち。
しかし本来それは、何よりもまず自分自身への厳しさを持つということであったはずであり、それゆえに「高貴」でありえたのではないでしょうか。
今週のあなたは自分なりのロールモデルや目標を改めて定め、そこに自分を再調整していくことがテーマとなっていくでしょう。
今週のさそり座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
不調和の治癒
今週のさそり座は、「いま自分の身に起こりつつある変化に、丁寧に寄り添ってケアしていくような星回り」。
特に人間関係に起きている変化や、それに対する自身のストレスや傷の度合いや種類に応じて、まず自分自身を癒していくことを心がけていきたいところです。
物質的なものであれ精神的なものであれ「治療」という営みは、いわば家でいえば室内へ自然光をとりいれる「採光」に通じるところがあるように思います。
そこでは、光を外から内へ届けていかなければなりません。「自分のどこに光を当てる必要があるか？」が認識できれば、あなたが向き合っていくべき対象や患部は自然と浮かびあがってくるはず。
今週のいて座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
内なる炎が猛るまま
今週のいて座は、「“これは”という相手や対象が、どこか輝いて見えてくるような星回り」。
まず自分が誰に対して／何に対していま真剣に取り組まなければならないか、その目星をつけていくことが課題となってくるでしょう。
悪魔のように勢いよく燃え盛りつつ、天使のように精妙に自由であるように。それは誰のこころの中にもある子ども心（インナー・チャイルド）であり、同時に、いて座の人たちの向上心溢れる魂の姿でもあります。
今週はできるだけ、そんなあなたの中の火が自然と反応し、響きあうような相手／対象にこそ、きちんと集中していきたいところです。
今週のやぎ座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
初心修行
今週のやぎ座は、「教科書のない修行を体に叩き込んでいくような星回り」。
ほとんど口伝でその知恵や技術が伝えられてきたマタギ(山人）。彼らの修行は師の動きを見よう見まねでやってみるのが基本であり、失敗して覚えていくそうです。
そうしたマタギ修行の在り様は、どこか今年のやぎ座の人たちにも通底しているところがあるように思います。
今週のあなたは今年一年の中でも、特に生活リズムや仕事とプライベートのバランスなどを改めて見直していくには、絶好のタイミングとなっていくでしょう。
今週のみずがめ座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
ビームのように思いを放つ
今週のみずがめ座は、「生命力の高まりのままに思いをぶつけていくような星回り」。
自然と自分の思いをストレートに打ち出したり、ぶつけていくことに抵抗がなくなっていきやすいでしょう。ぜひ、そこで出てきたものを自身でも楽しんでほしいところです。
「希望と絶望をわけるもの」、それは「光明」ではないかと考えています。暗い影の世界にいるからこそ光明は感じることが出来るし、なにかを失って初めて永遠ということが分かることもある。
今週のみずがめ座は、世界のどこかから差し込んでくる「光明」に出会うことができるか、ということもまたテーマになっているように思います。
今週のうお座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
愛の呼吸
今週のうお座は、「人生の“基本のキ”に改めて立ち戻っていくような星回り」。
「息を引き取る」というのは、潮が引くのと同じで「元に戻っていく働き」であり、この“もと”というのは、かみさまであったり天地自然であったり、つまり私たちがそこからやってきた大元の世界なのではないかと思うことがあります。
見方を変えれば、常日頃から吐く息のリズムやタイミングが合いやすい相手というのは、まさに同じところへ帰っていこうとしている相手なのだということ。
今週はそうした自分をスムーズに引いてくれる大きな呼吸の中で、息を深く吐けるよう調整していきたいところです。
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