「なぜか分からないけど惹かれてしまう…」「不思議とまた観たくなる」そんな映画の魅力の一つとして、独特な色使いが挙げられます。
その作品にしかないカラーや、世界観を表現する色に不思議と惹かれてしまうもの。今回はカラーが印象的な映画をまとめました♡
グランドブダペストホテル
『グランドブダペストホテル』は、ピンクの高級ホテルやお菓子ボックスが印象的な作品。
カラフルでポップな色使いですが、不思議なミステリーが展開されていきます。コンシェルジュとベルボーイの奇妙な冒険に、惹きつけられるはず。
(500)日のサマー
映画ファンの中でも、人気が高い『(500)日のサマー』。主人公のトムとヒロインのサマーの、ちょっぴりほろ苦い恋愛コメディ作品です。
この映画の中でキーとなるのは「青」。作品タイトルにも青が使われていますが、サマーのファッションに注目すると至る所で青を取り入れていることがわかります。
爽やかで洗練されたサマーのコーディネートは、ファッションの参考にもなりますよ♩
ショコラ / Chocolat
ある日フランスの小さな町に母と娘がやってきて、チョコレートショップを開店。最初は怪しんでいた街の人たちが、だんだんとチョコレートの魅力に気付き心を開いていくストーリーです。
珍しく特殊メイクなしのジョニー・デップが出演しており、大人な恋愛模様が描かれます。
しっとりと落ち着きのある雰囲気で、街が明るくなっていく様子が色で巧みに表現されています。
愛がなんだ
『愛がなんだ』の魅力は、生々しさを生み出している温度感。映画を観ているはずなのに、自分の話かな?身の周りで起こっている出来事かな?と錯覚させるような、リアルな色使いに魅せられてしまいます。
少しざらついた質感のポスターも、また儚い雰囲気を演出しています。
ロマンスドール
高橋一生さん、蒼井優さんが主演の『ロマンスドール』は、16ミリフィルムで撮影された作品。フィルムによるざらつき、温もりがこの作品にマッチしていて、独特な世界観を生み出しています。
全体的に淡く柔らかな色が使われており、温かみのある作品です。
カラーに注目して映画を楽しむ
映画作品一つひとつに、特長的なカラーが使われています。次に映画を観る際は、ぜひ色に注目して楽しんでみてください♡