isuta編集部
illustration by shakachang
今週が終われば、来週はGWですね！ 楽しみな予定をたくさん立てている人も多いのではないでしょうか。
今週も、SUGARさんが贈る12星座占いで運勢をチェックしてみましょう♩
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12星座恋愛運も更新しています。こちらは毎月1日と15日に更新されるので、そちらも合わせてチェック♡！
12星座・先週の運勢をおさらい
おひつじ座の運勢
自然と舵を切っていく
先週の運勢は「周囲へ向けて心の赴くままに、生命力をほとばしらせていくような星回り」でした。おひつじ座の終わり方の太陽と、てんびん座の終わりの方の月とで19日（金）の夜に満月を形成した先週は、そこらをただ理由もなく無邪気に走り回る子供のようになって自分という「船」を進めていく喜びを全身で感じていくことができるはず。特定の相手であれ周囲全般に対してであれ、これまで溶けずに残っていたこわばりが溶けて、他者に対して今までに増して開かれていくような感覚を覚えていく人も多いでしょう。これまで停滞していた関係や状況にはずみをつけるには、もってこいののタイミングだったのです。
おうし座の運勢
理性の超克
先週の運勢は「内省的な理性にとって、代わるべきものを見出していくこと」でした。哲学者のハンナ・アーレントは、＜共通感覚＞によってこそ、人間は生きた自然との繋がりを取り戻し、人と人とがこの世界について共有していくことが可能になっていくものと考えました。この＜共通感覚＞とは、まったく私的な感覚作用を持つにすぎない五感を共通世界に適合させていた感覚のこと。先週のあなたは、自分たちから失われてしまった生々しい体験の強度やその共有の可能性について、改めて考えを巡らせていくことは出来たでしょうか？
ふたご座の運勢
いつだって何気ない場所で変化は起きる
先週の運勢は「どんなにちっぽけだろうと、守るべきものを持つことで開き直っていくような星回り」でした。現代社会に暮らす私たちは、同じようなことばかり起こる日常の連続の中に、何か劇的な変化を求め、ついつい変わったことをして有名になろうとしたり、海外旅行へ行ったり、出会いを求めたりする。けれど、何かが起こりそうな気配の発生してくる震源地というのは、むしろ日常の中に埋没して在るものです。一見何も起こらない“閑静な”シーンにこそ、目を向けるべき対象は潜んでいる。そうした気配に、ぜひ敏感になってください。
かに座の運勢
背中を押してくれるもの
先週の運勢は「逆境や不利な条件を大いに利用して、魂に新たな力付けを得ていこうとするような星回り」でした。先週は、かに座の人たちにとってある種の地獄めぐりの様相を呈していたかもしれません。ただそれは逆に言えば、自分が背中をあずけられる存在と魂のレベルで深い交流をかわしていける時期でもあるということ。出会いを求め続ければ、いずれそれは地獄下りとなっていくことは分かりきったことですが、それでもなお明晰な意志をもって、それらを乗り越え得る者であらんと念じて、精神の力を奮い起こしてみてください。
しし座の運勢
広い世界にただ独り
先週の運勢は「懐広く、スケール大きく、この世界に自分を開いていくような星回り」でした。人生には、なんだか遠くまで来てしまったな、と思う時が、ある。もう引き返す訳にもいかなくて、知らない土地で、ひとりぼっち。どこへ行くにも等しく遠く、ただ桜しべだけが降っている世界。それは間違っても「いいね」を全力で押すような元気の明るさではない。満月を迎えた先週、しし座にとってそうした見知らぬ場所へと自分が開かれていくような後押しを感じることは出来たでしょうか。
おとめ座の運勢
いのちの奥底からの表現
先週の運勢は「不完全さを受け入れつつも、自分なりのビジョンを何かしら“ひな形”へと落とし込んでいくような星回り」でした。ある意味で、神話というものは目に見えないものを見えるように変えていくプロセスをある程度論理的に表現したものと言えます。ただしそれはむしろ、説明を省いた余白に目に見えない力の動きを宿らせているのです。てんびん座で満月を迎えた先週のあなたもまた、ここ最近うまく説明できなかった思いやビジョンを何かしら目に見えるもののカタチを借りて表現していくことができるでしょう。心の赴くまま本当に欲しいものだけを欲し、素直にその欲望に従ってください。
てんびん座の運勢
生きるサイクルを見つめ直す
先週の運勢は「自分の生きている時代やサイクルを照らし出していくような星回り」でした。あなたが一介の務め人だとしても、先週は、自分が堅気の人間であることを忘れさせてくれるような時間をどこかで持ちたくなるかもしれません。たまには17時には家に帰って、一杯やりながら相撲を見るとか、そういう暮らしの中でしか取り戻せないものって、確実にあるんです。かちこちになった心身と引き換えに、自分が何を見失ったのか、すこし考え直してみるにはいい頃合いでしょう。
さそり座の運勢
過去と現在が響きあう
先週は「静謐で不思議な心の反響に、耳をすませていくような星回り」でした。たとえ取り組む仕事や、関わる世界、付き合う人間などが変わってしまったとしても、あなたが生きて前を向いて歩んでいる限り、その歩みの中に交わった人たちとの記憶やその痕跡はこれからも残り続けるでしょう。いま目の前にある存在と、過去には存在したが、徐々に失われつつある存在。「すべては変わりゆく／だが恐るな、友よ／何も失われていない」という言葉は、今のあなたにぴったりのメッセージと言えるでしょう。
いて座の運勢
サンタさんになるために
先週は「ちょっと借りていたものをお返ししていくような星回り」でした。真実と虚構がおりなすタペストリーは、しばしば虚構の方が確からしく感じられ、真実は目に見えない。だから「おいおい、そっちに現実なんてありしゃしないぞ」とみんなが言っているなと思ったら、しめしめと思い直したらいいでしょう。その方が後々、大きな「お返し」となっていくんです。今しばらくは自分の思いつきや、どうしても人びとや社会に与えたくてしょうがないことを練り直し、準備や根回しを進めていくといいでしょう。今のあなたは、12年に1度の強運イヤーですよ！
やぎ座の運勢
転んでもタダで起きない
先週は「動きのない時間の中でこそ可能な働きかけもあるということを知っていくような星回り」でした。一見何もないところでつまづいてしまった。最近そんなことはいつありましたか？ 突然歩き方が分からなくなってしまったり、あるいは無意識的にかかっていた制約が何かの拍子で表面化してきたりと、とにかくそこで意識の混線（場合によっては思考回路のショート）が起こり、これまで当たり前にできていたことができなくなってしまう。その意味で先週は、「人生なんて転んでナンボ」と開き直って力を抜いてみることを大事にしていくのがポイントになっていました。
みずがめ座の運勢
月の光に照らし出す
先週は「自分を取り巻く幻想の中に集合的な願いを見出していくような星回り」でした。自分が掲げている価値観や大事にしている考え方を心から信じているのなら、今は立ち止まって心のどこかで引っかかっている気がかりや胸のつかえと、きちんと向き合ってみることの方が大事かもしれません。この先も心の奥底で暗い不安をずっと膨らませ続けるくらいなら、いっそここらで思い切って「まさか」や「もしも」の正体を突き止め、不要な不安を消し去っておくのも悪くない選択でしょう。
うお座の運勢
初々しさを取り戻す
先週は「細胞分裂していくみたいに命を花咲かせていくような星回り」でした。おそらく、先週あなたの中から生まれてくるビジョンは、長らくあなたの中に留まり続けることになり、それが少なからずあなたのキャリアや社会的なセルフイメージにも影響を与えていくかもしれません。というのも、うお座の人にとって感性のあり方が変わっていく時というのは、生物学的な面だけでなく、少なからず文化的・精神的にも変化していく時だからです。さまざまな角度から一種の“生まれ変わり”を感じてみてください。
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