isuta編集部
illustration by shakachang
7月も第3週目に突入しました。うだるような暑さにうんざりしながらも、どこかワクワクした気持ちを抱いている人も多いのではないでしょうか。
今週もSUGARさんが贈る12星座の運勢をチェックしてくださいね♩
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12星座・先週の運勢をおさらい
おひつじ座の運勢
月光的挑戦
先週は「自身の、そして誰かどこかの「月」に触れていくような星回り」でした。月は、何もやらない太陽。しかし一見やっていないようでやっている。例えば時計の針は、見る時は止まっているように見えるけど、パッと目を離して次に見るとチキチキと動いていることが分かります。何が言いたいかというと、先週のおひつじ座にとって大事なのは、フォーカスしてみないと動いているんだかわからないような、自分の中の不穏な部分に気がついていくことだったのです。さて、今週の運勢は？
おうし座の運勢
日常と憧れ
先週は「抑えがたい心によって、人生が欲しているものを探し求めていくような星回り」でした。本来、旅というものは気がついたら始まってしまっているもの。何らかの別れや不足を埋めるために、始めざるを得ないものでもあります。そして私たちは、そうした心の動きに憧れを抱くのです。憧れは必ずしも人を幸福にしないかもしれないが、人を感動させたり、“粋”に見せたりはできる。逆に言えば、憧れを持たない人というのはどんな立派な地位についていようと、無粋なのです。自分の中の憧れに突き動かされるようにして、人生の流れに乗っていきましょう。さて、今週の運勢は？
ふたご座の運勢
惑いつつ生きる
先週は「美しき迷いの境地にあえて足を踏み入れていくような星回り」でした。先週のあなたは、かりそめの成熟や無粋な自立から離れて、美しきあいまいさを漂わせることがあったでしょうか？ そもそも「生きる」とは、どういうことなのでしょうか。有名な哲学者であるニーチェの著書「喜ばしき知恵」の一文を裏返すなら、生きるとは自分の中の歳を重ねた者を殺すことなく天上へ見送っていくこと、となるでしょう。さて、今週の運勢は？
かに座の運勢
巻き込んだり、巻き込まれたり
先週は「自分の夢に巻き込んだり、誰かの夢に巻き込まれたり。そういう交わりを楽しんでいくような星回り」でした。先週のかに座が見た世界は、いつの間にか眠りに落ちて見た鮮やかな夢が色とりどりにいくつも重なり合い、またきれぎれに続いていくような世界。誰かからの干渉や期待の投影を巻き起こし、巻き込まれながら自分らしく生きていく。そしてそんな世界を愛でることができたのか、それとも抜け出すことを夢見たか。あなたはどちらだったでしょうか。さて、今週の運勢は？
しし座の運勢
生きたいと願え
先週は「人間に転生することを願う1匹の蝶のごとく、必死になっていくような星回り」でした。自分が何気なく過ごす1日は、かつて誰かが必死に生きたいと願って叶わなかった1日かもしれません。そう考える時、私たちは不意に死の流れを乗り越えようとする。先週は、生きたいという願いを新たにしていくにはもってこいのタイミングでした。ただしあなたはその残酷な覚悟を固めていく中で、果たして自分がどんな未来を開いていきたいのかも、その目で見届ける必要がありました。さて、来週の運勢は？
おとめ座の運勢
自己矛盾と自己一致
先週は「忘れかけ、離れかけていた自分とふたたび出会い、一致していくような星回り」でした。「この子は、◯◯の生まれ変わりだ」などと誰かに言われたり、誰かが言っているのを聞いたことがあるでしょうか。死んだらそれで終わりだと考えている人には随分おかしな話に聞こえるかもしれないですが、こうした異なる個人の中に魂の同一性を感じ取ることは、日本以外の国でもありうることなのです。雑多な情報環境の中で生きている現代人にとって、そうしたことはいつの間にか埋もれていってしまう。けれど先週のあなたは、そうした老いることない子どもの一面と、ほとんど死につつある老人の一面 を持つ現実の層に分け入ることができたでしょう。さて、今週の運勢は？
てんびん座の運勢
剛毅と繊細
先週は「何げない関わりの中に、ギクリとするような声を耳にしていくような星回り」でした。日常を過ごしている中で、誰かの言葉やふとした発言が、鋭利な針のように突き刺さってくる。それほどに、人が人に向ける敵意や悪意というものは冷たく容赦がありません。そして、そういうことに慣れ、当たり前になってくると、自分がどこでどう傷ついたのかさえ分からなくなってしまう。それをあえて棘を指差し「血が出ている」と相手に伝えるような、強い意志と繊細さのちょうど良いバランスの取り方を、あなたは出来ているでしょうか。さて、今週の運勢は？
さそり座の運勢
極限と反動
先週は「極限まで行きつくことで初めて、自分の感情を受け入れていくことができるような星回り」でした。極限の愛は、相手を殺めてしまうほどに激しい。ただしそれは胸に秘めていてこそ。いったん言葉に出してしまえば、その激しさはピークをすぎて収まっていくのです。そこでは相手を恋い焦がれずにはいられなかった自分自身を、醒めた目で受け入れる方向に傾いていくでしょう。先週のあなたは、そうして自身の激しい胸の内を言葉にしていき、自分の性（さが）を静かに受け入れていくことは出来ましたか。さて、今週の運勢は？
いて座の運勢
素直な裸は心地いい
先週は「論理的でも合理的でもないけれど、好ましいと感じられるものを素直に打ちだしていくような星回り」でした。別にちゃんとしようとしてそれらしい理屈をこねなくても、とびきり素直に誰かや何かに好意を感じていれば、それは自然と伝わっていくものです。それは多少、筋が通っていなくても場が温まるような「裸の言動」である限り、硬直した状況に新風を吹き込むことができるでしょう。さて、今週の運勢は？
やぎ座の運勢
メメント・モリの血肉化
先週は「冷徹なまでに人を突き放す自然のまなざしを借りるようにして、おのれを見つめていくような星回り」でした。時々、やぎ座の人たちは首を傾げたくなるほどにシビアな現実主義さを発揮する。一体それはどこからやってくるのだろうかと不思議に思うこともあります。しかしやぎ座の守護星である土星は物事の終わりを司る星であるのだから、そう考えれば納得です。「メメント・モリ（死を忘れるな）」の精神がもっとも根深く宿っているのが、やぎ座の人たちなのです。さて、今週の運勢は？
みずがめ座の運勢
鮮烈なる気配
先週は「鮮烈な光を放つ可能性を野に見出していくような星回り」でした。明るさの感覚を掴んだとき、なぜ人はイキイキとするのだろうか。それは言いたくても言えないことが、自分と世界の間にあいた余白からバッと飛び出してくるからなのかもしれません。その余白はなんだって良いのですが、それをじっと見ていると不意に込み上げてくるものがある。あなたにとってのそれはなんでしょうか。さて、今週の運勢は？
うお座の運勢
反復と燃焼
先週は「醒めた眼と昂ぶる心のあいだを、行き来していくような星回り」でした。今のあなたはきっと、心の昂ぶりを感じているのでしょう。ですが一方で、自らの悲しき性を照らし出す月光のごとき眼差しに酔う心地良さも知っている。先週は両者のあいだを行き来し反復していくことで得られる“生の実感”を、肌で感じることは出来たでしょうか。きっと今のあなたになら、それが出来たはずですよ。さて、今週の運勢は？
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