日本には、温泉や銭湯など公共の入浴施設が数多くあるが、このほどパリに、日本人の発想とはちょっと違った入浴施設が登場した。
パリのDomaine de Chamarande内にある噴水を囲むように作られたこちらのインスタレーション「Chamarande-Les-Bains」は、フランスのデザインスタジオ「Bruit du Frigo」によるもの。
緑いっぱいの公園のなか、突然出現したバスタブの群れは、子どもから大人まで、あらゆる年齢の人々からすでに癒しの存在として認知されてきているようだ。普段はあまり湯船に浸かることがないフランス人たちも、この場所ではバスタブで身体を伸ばし、思い思いに読書や昼寝を楽しんでいるのだそう。
ちなみにお湯ではないが、実際にバスタブにお水を入れて浸かることもできるそう。さすがに寒くてそれは…という人は、クッションやアヒルのおもちゃなども貸出してくれるそうなので、ぜひそちらでリラックスを。