そこに登場するキャラクターは誰でも一度は見たことのある、おなじみのものばかりです。
もしそんなディズニー・キャラクターたちが現代社会で暮らしていたら?
・ディズニー作品を現代風にアレンジ
もしディズニー・キャラクターたちが現代の社会に生きていたら、どんなことが起きるのでしょう。
そんな疑問のもとにスタートした「Alt Disny」と名付けられたアートシリーズは、風刺とユーモアを込めて、現代社会ならではの問題を提起しています。
嘘をつくと伸びるピノキオの鼻は、セルフィーにぴったり?
夢の世界に生きていたディズニーキャラクターたちも、ついついスマホに手が伸びてしまうようです…。
子ども部屋の窓には監視カメラが。
これではピーターパンも近づけません。
・環境汚染や動物虐待もテーマに
このユニークなアートシリーズの制作者は、ロンドンを拠点に活躍するTom Wardさん。
本職はイラストレーター兼グラフィックデザイナーであるWardさんは、自らのスタジオ「Tom Ward Studio」を構え、Levi'sやミズノといった一流企業をクライアントにデザインやブランディングを行っています。
その一方で、社会問題について誰でもわかりやすく問題提起をする方法はないかと考えていたところ、みんなが知っているキャラクターを使ったアートシリーズにたどり着いたそう。
このシリーズではスマホ依存のほかにも、水質汚染や動物虐待、科学技術への信仰、男女平等などの問題を誰にでもわかりやすい形で伝えています。
Wardさんはディズニーキャラクター以外にも、ETやロボコップといった有名キャラクターを使ったシリーズも制作。
映画の中ではいつもハッピーエンドとなる夢と魔法の世界。
現実もそうなるといいですね。
Instagram(tomwardstudio)
https://www.instagram.com/tomwardstudio/
Tom Ward Studio
http://www.tomwardstudio.com/