占い しし座 2017.4.24〜2017.4.30 の運勢

しし座 2017.4.24〜2017.4.30 の運勢

HOROSCOPE



しし座

7/23~8/22 | 占い師 : SUGAR

『勝新太郎を拝む 』

素晴らしきは美醜の融合

今週のしし座の星回りは、おのれをおのれたらしめている哲学をはっきりと周囲に打ち出し、それでいて泰然自若としていること。

哲学などと言っても、難しい言葉を使ってみたり、知識をひけらかすような真似をしていては、人として三流もいいところでしょう。というか、本来そんな必要はまったくない。みっともなくてもいいんです。

自分が自分であるということは、美醜をあわせもつ人間という存在を、自分なりに引き受けてまっとうしていくということですから、キレイな枠に収まる訳がない。大事なのは、枠より粋。心意気の“いき”だよね。

顔であれ言葉であれ、美しさを表現できるのは確かにエラいし、高尚な気がする。けれど、高尚なだけで犬も食わないような顔や表現というのも一方である。

勝新太郎という人は、そういうものを一番嫌ったのではないかと思います。だから、わざとうどんを不格好にすすってみたり、たいして酔ってもいない酒で体をゆすってみたり、カジノでチップをうず高く積んでは大負けして、悔しがったりもした。

そういう自分の姿を見せて、誰かを楽しませたかったのかも知れない。そして、そんな自分の役回りを心から楽しんでいた。願わくば、人としてかくありたいものです。

自分の中の影を見つめる

「影のある人間の方が味わい深い」とは言ってみても、実際問題、自分の認めたなくない部分や、人としての弱さや未熟さ、消しがたい記憶や怒りや恨みをじかに見たがる人間はいません。そういうものをすべて昇華して見せるには人生は短すぎます。あるインタビューで、勝は次のように言ってました。

「影を持っている人間だからこそ、光り輝くものが出てくる。影から出てくるそいつ独自の生き方、光に人は憧れるんだ。今は影のない役者がスターになれる。本物よりも本物によく似た偽物の方が扱いやすい。気位がないから使いやすいんだ」

勝新太郎が100以上の映画に出演し、還暦を超えてもなお、精力的に役者でいることにこだわり続けたのは、かつて極めた栄華に味をしめたとか、そういうことよりも、自分の中の影の部分が昇華され切って、すっからかんになるところを人に見てもらいたかったからではないか。そう思ったことがあります。

自分なら残りの人生で何をどこまでやりたいのか。鏡で自分の顔を見ながら、思案してみるのもたまにはいいでしょう。

今週のキーワード

胸に心意気を

はましゃか