占い おひつじ座 2017.3.20〜2017.3.26 の運勢

おひつじ座 2017.3.20〜2017.3.26 の運勢

HOROSCOPE



おひつじ座

3/21~4/19 | 占い師 : SUGAR

『等身大の言葉を使おう 』

ソクラテスとの問答で彼らは何を経験したか?

今週のおひつじ座は、さながら古代ギリシャ時代の老ソクラテスと議論した純真な青年たちのごとし。あるいは、「~すべき」などの現実とやや距離のある理想主義な言葉をしりぞけていくことで、等身大の「素っ裸なこころ」に立ち戻っていくような星周り。

たとえば、「人生の幸福とは魂の善である」とか、「魂に配慮せよ」といった彼の言葉。

思わず「何をいまさら…」とこぼしたくなるような当たり前の正論を、相手がその言葉の意味するところを、等身大の現実として受け止めざるを得ないところまで言葉を尽くし、遊んだ(追い込んだ?)ソクラテス。彼と向き合った人は、自分の使っている言葉の社会的な価値(「役に立つか?」とか「モテるか?」とか)や装いをひっぺがされ、結果的に素っ裸にならざるを得ませんでした。

なぜなら、生身の現実から等身大で語られる言葉というのは、目指されることなく、既に生きられているものだから。剥き出しの思考、剥き出しの魂。そうなって初めて人は“幸福”や“魂”とはいったい何のことなのか、やっと少しだけわかり始めるのだとも言えます。

今週は人や文と向き合う中で、自分自身を飾り立てるような余計な言葉や考えを捨てていき、生身に所有できるものだけ残して、とことんミニマルにしていけるかどうかが問われていくでしょう。

言葉の意味に“気付く”こと

さて、ソクラテスの話の要点はどこかと言えば、「あなた(や他の多くの人)はおそらく自分の使っている言葉を“知って”はいても、その意味するところに“気付いて”いない」というところ。

だから、絵に描いた餅のような理想はいつまでも理想のままで、そもそも自分が何を望んでいるのか、だんだん分からなくなってしまうのであって、ソクラテスはそれを言葉の使い方を通して気付かせようとした訳です。

しかし実際にはソクラテスなどいませんので、その代わりに辞書を使う方法をオススメしておきます。

たとえば、それまで論旨が不明確で、語られている言葉がどこかうわっ滑りしている論文を書いていた学生が、ある時、劇的に論文のクォリティーが上がったのに驚いた指導教官が、学生に何をしたのか聞いたところ、使用する言葉の意味をいちいち辞書で引くようにした、といった話を先日耳にしましたが、これは本当にありえる話だと思います。

実際にやってみる価値のある試みでしょう。今週はぜひ言葉と意味の大掃除を。 

今週のキーワード

言行一致

はましゃか