以前ご紹介したInstagramの「#empty」シリーズが、日産スタジアム、フジロックに続き、六本木にある森美術館で開催されました。
総勢19人にもおよぶ、人気インスタグラマーを招待し、2017年2月4日(土)〜2017年6月11日(日)まで開催されている「N・S・ハルシャ展」でempty!
ハッシュタグは「#emptyMoriArtMuseum」
森美術館で「#empty」が開催されたのは、火曜日の閉館後。展示室に行くまでの段階で、すでにほとんどの人がおらず、異世界に足を踏み入れたようで不思議な感覚がしました。
今回行われた「#empty」のハッシュタグは、森美術館なので「#emptyMoriArtMuseum」。このハッシュタグで検索すると、インスタグラマーが撮った「#empty」の写真を見ることができます。
展示を手掛けたN・S・ハルシャ氏もインドから来日!
そして今回の「#empty」では、展示を手掛けたアーティストN・S・ハルシャ氏も来日し、森美術館の自分の作品が展示されている場所で「#empty」が行われることに対し、
自分の作品はemptyではないから、みなさんがどのように写真を撮って何を感じるかがとても楽しみ
とコメント。各々が自由に写真を撮ること、そして必ず誰か人がいるという空間で「#empty」が行われることを、心から楽しんでいる様子でした。
インスタグラマーたちの「#empty」
N・S・ハルシャ氏の挨拶が済むと、さっそく撮影がスタート。時間はたっぷり1時間半。展示物を真剣に鑑賞しつつ、とても鮮やかでインスタグラム映えする作品ばかりなのでシャッターを押す手が止まりません。
床にハルシャ氏の描いた絵が敷かれ、天井は鏡になっているブースがとても人気で、思い思いの撮り方で楽しく写真を撮るインスタグラマーのみなさん。iPhoneなどスマホでの撮影者は少なく、大体の方がデジタルカメラや一眼レフカメラを愛用しているようでした。
「#empty」中はインスタグラマーのそれぞれの個性的な撮影方法も見ることができました。こういうこだわった撮り方があるのが大切なんですね。
同じ空間にいて、同じものを撮っているはずなのに、人によってこれだけ違う写真表現があるんだと思うと、インスタグラマーすごい。
N・S・ハルシャ展の「#empty」全貌
インスタグラマーの写真熱に煽られて、私も「#empty」に勝手に参加しました。N・S・ハルシャ展の全貌を写真でお送りします。
鮮やかな色を使った作品が多いので、私でもこんなに素敵な写真を撮ることができました。もちろん写真を撮るだけではなくて、ひとつひとつの作品に込められた意味なども考えながら鑑賞もしましたよ!
大きい作品や小さな作品が集められた場所など、それぞれ圧巻でしたが、同時にN・S・ハルシャ氏の優しさや繊細さも感じ取ることができ、大らかな気持ちになったので、GWのお出かけ先におすすめです。
自分でも「#empty」な場所を見つけると楽しい
今回の「#empty」は森美術館主催で行われ、普段人が溢れている場所で自由に思い思いの写真を撮ることができ、とても楽しいものでした。そして同時に、普段自分がよく行く場所に自分以外誰もいない状態で、何を感じて何を考えるだろうか、とぼんやり思いを馳せることもあり、日常であまりできない経験ができたと思います。
みなさんも自分で「#empty」な場所を見つけて、思い思いの写真を撮ってみたら、その空間で普段は見えない何かが見えて楽しいかもしれません。
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参照元:N・S・ハルシャ展