iPad Proが発売されてから約1年が経ちましたが、iPad Pro(12.9インチ)のどんなところが便利なのか、改めてまとめてみました!
2つのアプリを1画面で見れる「Split View」
これはMacなどのノートパソコンや、iPadなどのタブレットで使える機能です。画面を2分割にするなんてちょっと損な気もします。が、iPad Proの12.9インチにおいては「Split View(スプリット・ビュー)」をガンガン使ってもOK!なぜなら画面がすごく大きいから、分割しても見やすいのです。
「Split View」で使えるアプリは全てではありませんが、標準のメールアプリや、PowerPoint、Word、Youtube、Apple Musicなど、“ながら作業”で使われるアプリやメインで使われるアプリはだいたい使えるようです!
大学生なら、授業のメモを取りながら、SafariやGoogle Cromeも画面に表示して、効率よく2つのアプリを行き来することができて便利です♪
▼「Split View」の詳しい使い方
【iOS 9】iPadの画面を分割できる『Slide Over』と『Split View』が超使える!
iPad Proをサブディスプレイにする「Duet Display」
MacBookをメインで使いたい大学生なら、iPad Proをサブディスプレイにする「Duet Display(デュエット・ディスプレイ)」を使ってみるのもいいかもです。(MacBookを使いながらiPad Proも使う大学生はあまり見かけませんが…)
MacBookと同じ壁紙が表示されたら接続完了。2つの画面を自由に使うことができます。
MacBookで表示していた画面をiPad Pro側に持っていくことができるのですが、動きはサクサク。タイムラグもあまりなく、“デジタル機器を使いこなしている感”がすごくあって楽しい。
さすがにMacBookとiPad Proの12.9インチを2台持ち歩くのは重すぎるし嫌なので、MacBookをメインに持ち歩く場合は、iPad Proは家に置きっぱなしになしでサブディスプレイとして使うことになると思います。
Apple Pencilの充電はiPhoneでもOK
iPad ProといえばApple Pencilを使わずして何使う、というくらいセットな存在(買う時はバラバラです)ですが、Apple Pencilを充電するにはiPad Proに挿さなくてはなりませんよね。でもiPad Proも充電しながら使いたいし……。
そんな時は手持ちのiPhoneに挿して充電すれば、iPad Proは充電しながら使えるし、Apple PencilもiPhoneのバッテリーで充電されるし、一石二鳥。ちなみにApple PencilはiPhoneでもすぐにフル充電されますし、iPhone自体のバッテリーもそんなに減りませんよ。(今回はiPhone 7に繋いで充電)
Apple Pencilのバッテリー残量はiPad Proのウィジェットで確認できます。
iPhoneとiPad ProのSafariを共有
これはMacBookとiPhoneでもよく利用しているのですが、iCloudでは写真やメール、連絡先の他にSafariで見ている画面を共有するという機能も存在しています。
iPhoneの[設定]→[iCloud]→[Safari]をONにするだけで、さっきまでiPhoneで見ていたSafariのページを、継続してiPad Proで見ることができるんです♪
これがなぜ便利かというと、授業に関係あるサイトをiPad Proで開きっぱなしにしておけば、iPhoneのからSafariで確認できますし、タブに残したままにしなくても良いから。iPad Proは授業などの作業用で、iPhoneには授業関連の情報を入れずに使いたい!という人はとても重宝します。
マップは絶対iPad Proで見るのがいい
当然ですが、iPad Proの12.9インチは、画面がとても大きいです。なのでマップはとても見やすいですし、何よりも楽しい!
標準のマップアプリでは航空写真の表示にすると、まるで空を飛んでいるみたいな画面が表示され、マップを見るのに飽きがきません。よく知っていると思っていた地域にもこんな場所があったんだ!という発見もよくあるものです。
そして「Googleストリートビュー」のアプリはiPadでは使えないのですが、「Google Earth」というアプリでストリートビューを見ることができます。しかも大画面!これもやはり、見るのがとても楽しいです。
「iPhoneを探す」は絶対にONにする
「iPhoneを探す」という機能は絶対にONにしておくのがおすすめです。例えばどこかでiPhoneを落としてしまったとして、同じiCloudにiPad Proもログインしておけば、iPad ProからiPhoneを探すことができるから。
逆にiPad Proをなくしてしまった時も同様です。また友人のiPhoneからiCloudにログインすることも、もちろんできますよ。
iPad Proを買うならApple Pencilも
最後にあげられるのが、やはりiPad ProとApple Pencilの相性の良さ。iPad Proをメモ用紙の代わりに使うとして、12.9インチなら指でもまあ書けないことはないのですが…、紙に書いているような感覚でメモを取りたいなら、Apple Pencilはあったほうが断然良い。
さらに色々なところで言われていることですが、イラストを描く人にとってもiPad ProとApple Pencilの組み合わせは液晶ペンタブレットみたいに使えるのでおすすめです。
12.9インチは紙っぽい大きさ
iPad Proの12.9インチは最初は大きいなと感じるのですが、実際に使ってみると非常に“紙っぽい大きさ”だなと感じてくるんです。授業で配られたPDFをiPad Proで読んだり、Apple Pencilを使ってメモを取ったり、絵を描いたりすると、なおさらそう感じます。
起動もパソコンに比べたらとても早いですし、デバイス感が薄い一面を持ち合わせています。
かと思えば大画面で動画を見ることができたり、Smart Keyboardを使ってパソコンみたいに使えたりと、デバイスとしての一面も当然持ち合わせているので、デジタルとアナログの融合とはこのことか、と思います。
この春、大学生になるタイミングでパソコンの購入を考えている人は、iPad Proでも十分こと足りますし、いま購入すればお得なギフトカードがもらえるキャンペーンも実施中なので、iPad Proの購入を検討してみてもいいかも。
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