英語のままが美しい。
辞書を引きながらでも楽しんでもらいたい傑作です(^_^)
こんにちは、みきしろです。
今回ご紹介する『Milkmaid of the Milky Way』は、韻を踏んだ英語の詩とピクセルアートが素敵なノルウェー産アドベンチャーゲーム。
ちなみに、タイトルを直訳すると「天の川の乳搾り」といったところ。
舞台は1920年代のノルウェー。
人里離れたフィヨルドの奥深くで、乳牛を飼いながらひとりで暮らす若い女性「ルース(Ruth)」が主人公となります。
厳しい生活と重労働に、これが本当に自分の望んでいた人生なのかと、疑問を感じるルース。
ですが、たとえ嵐に見舞われようとも、毎日の生活は変わらないように思えます。
そんなルースの生活は、巨大な宇宙船と出会うことで一変します。
宇宙という大きな枠組みの中で、あらためて自分自身とその居場所をを見つめ直すルース。
そんな心の成長が描かれた、ハートフルな物語となっていますよ(^_^)
本作のおもしろいところは、テキストがルースのモノローグという形で進む点と、そのモノローグが必ず韻を踏んでいる点になります。
英語が苦手な方には若干敷居が高いかもしれませんが、難しい言葉は使われていないことに加えてセンテンス自体が短いので、それほど苦労せずに読み進めることができます。
ゲームシステムとしては、一般的なポイント&クリック型アドベンチャーとなっているので、脱出ゲームに慣れた方ならば問題なくプレイできるでしょう。
また、ピクセルアートで描かれる優しい絵柄も本作の魅力です。
フィヨルドの美しい風景も◎!
想定プレイ時間は2〜4時間となっています。
英語の読解に多少手間取ったとしても、割りとサクッとクリアできるのではないでしょうか。
最後に、公式のPVもどうぞ。
日本語には非対応ですが、雰囲気が気に入った方ならばプレイして損はない超オススメ作ですよ!
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