町の名前はケーシー。人口3千人未満の小さな町です。
そこには、まるで巨人たちが住んでいるような大きなオブジェたちが、あちらこちらに建てられています。
小さな町に世界一大きなオブジェ?!
この“The Small Town of Big Things”というオブジェを制作したのは、ボリン・エンタープライズ株式会社の副社長 ジム・ボリンさん。
小さな塗装工場からスタートした彼の会社は、現在では240名の従業員が在籍。なんとアメリカ全土の半分近い土地で、石油と天然ガスのパイプラインのメンテナンス作業を行っているそうです。
そのパイプ事業のノウハウを活かして、2011年に作り上げたのがこちらの“世界一大きいウィンドチャイム(風鈴)”というオブジェ。
彼の会社には塗装工場や溶接工場などがあり有能な職人たちが在籍しているので、古い電柱やオイルタンクなどの材料を集めてオブジェに再構築したのだとか。
古いものリサイクルして再利用
古い電柱を再利用して制作している“世界一大きなロッキングチェア”。座り心地のよさそうな姿ですが、周りの建物と比べてみればその大きさは一目瞭然です。
ロッキングチェアの上に雪が降り積もっている姿も絵になります!
こちらの“世界一大きなメールボックス”は、ボックスの中に入って記念撮影も可能とのこと。
まるで小人になったような気分が味わえます。
古いオイルタンクをリサイクルしたなんて信じられないほど、しっかりと作られています。
ギネスブックにも正式認定
人口も少ない地元の経済に危機感を持ったビルさんは町に観光を増やす必要があると考え、巨大オブジェを作り始めたのだとか。
そのオブジェ群“The Small Town of Big Things”はギネスブックにも“世界一大きい”ことが正式に認定され、今ではすっかり町の名物となっているそうです。
リサイクル材料で制作されたとは思えない巨大オブジェの数々。
フォトジェニックなだけじゃなく、地球にも優しいリサイクル素材で作られているなんて素敵ですね♪
The Small Town of Big Things
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