ニット・アーティストのOlekさんがスウェーデンのアヴェスタ地方につくった“ピンクの家”が美しすぎると話題になっています。
一軒家を、ピンクのニットで包みこんだこの作品。
世界平和のためのプロジェクト
一軒家を、ピンクのニットで包みこんだこの作品。
もともとは、同地方にある「Verket Museum」に伝統的な家をつくろうとして立ち上げたプロジェクトだったそう。
しかし、このプロジェクトを手助けしてくれたシリアやウクライナの難民から、彼らの母国で起きている恐ろしい現状を聞き、明るい未来のシンボルとなるようなポジティブな作品をつくりたいと気持ちに変化が。
そうしてできあがったのが、このピンクのニットで覆われた家です。
希望が詰まった「ピンクの家」
土台となった家も、素材もすべて寄付されたものだというこちらの家。
Olekさんの夢を叶えるため、たくさんの女性たちがニットの製作にも参加したそうです。
女性にも“家をつくることができる”と証明したかったというOlekさん。
戦争や自然災害でたくさんの人が家を失っている今。
この「ピンクの家」が希望が詰まった明るい未来の象徴となれば…とOlekさんは話しています。